今回は、実際にFX取引会社が顧客の注文を受けながらどうやって利益を生み出している
のかについて誠に簡単ではございますが、解説させて頂きたいと思います。
多くの方が
FX取引は外国為替市場で直接取引されていると誤解されている方が少なくあり
ません。しかし、実際にはＦＸはFX取引会社も銀行間もすべて相対取引となっています。
あいたい取引のリスクを補うためにスプレッドが設けられているわけです。もし、顧客同士の
取引を仲介するだけであれば、スプレッドは必要ありません。
ＦＸ取引会社には、ディーリングを行なうディーラが必ずいます。ディーリングしながら顧客の
注文も自らさばきますので、顧客が大きな利益を手にする場合も対応することができます。
ですので、FX取引会社は株式投資では考えられないほど各種手数料が割安に設定されて
いますが、スプレッド差と、スワップでも差額がありますので、基本的には損はしません。
しかし昨今では、こうしたやり取りに問題を抱えているFX取引会社が破綻するケースが目立
っていますので、FX取引会社は信用の高さで選ぶべきです。
スプレッドや各種手数料の安さ、レバレッジの倍率の大きさも確かに重要なポイントですが、
それだけで選んでしまうのはあまりにも危険なことだと思います。
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