外貨投資を行う上で重要となるのが将来的な為替の動きを予測することです。そのための
指標の一つにGDPや貿易収支などの経済指標です。
これらの内容によって通貨選びにも大きく影響します。ちなみにGDPは日本語では「国内
総生産」といいます。1年間の国内における財やサービスなどの付加価値の総額です。
どれくらい生産活動が行われたかがGDPにて示されるため、経済成長を測るための指標
として非常に重要度が高いです。成長率が高ければ景気が上向いていると判断されます。
このため、その国の通貨は買われることとなり次第に通貨高となります。そして、貿易収支
からは国と国との国力を測ることができます。貿易は輸出と輸入がセットになります。
このため、一方的に輸出だけとか、輸入だけを行っている国はありません。輸出が輸入を
上回れば貿易黒字となり、その国の通貨は買われることになります。
反対に輸入が輸出を上回れば貿易赤字となり、その国の通貨は売られます。最後に政策
金利についてですが、政策金利が利上げされれば外貨預金などの金利も上がります。
基本的に金利が高い国の通貨にマネーは流れるとされており、その国の経済が強い状態
にあるため金利が上昇するわけです。反対に景気が悪化すると金利は低下します。
このため、各国の政策金利の発表時は注目が集まります。こういった国力を測る指標から
将来的な為替の行方を予測します。長期的な動きを予測する上で役立ちます。
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