基本的に、外国為替市場は週明けの月曜の日付変更線から開始
されますので、ニュージーランドのウエリントンから始まります。
また、ウエリントン市場がスタートした後は、シドニー、東京、香港、
シンガポール、ムンバイ、フランクフルト、ロンドン、ニューヨークの
順に各市場がそれぞれオープンすることになります。
そして、ニューヨーク市場での取引が終盤を迎えるころには再び
ウエリントンの市場が開始されます。
なので、FX取引は24時間取引できるわけですが、外国為替市場
で最も大きい市場がロンドン市場です。その次にニューヨーク、
東京と続くのですが、時間帯によって取引量が異なります。
最も活況となるのはやはり、ニューヨーク市場での取引が開始さ
れる前後で、ロンドン市場でもニューヨーク市場の動きを見据え
た取引が拡大するので必然的に活況になります。
この時間帯は日本時間の10時前後なので毎日残業で忙しく仕事
をされている方でも帰宅後にFX取引が可能です。
翌日に仕事を控えているので深夜にまで及ぶ取引はお勧めでき
ませんが、大きく動く可能性があるだけに見逃せない時間帯です。
特に米ドルが大きく動きますので、ニュージーランドドルもこうした
動きに連動する形で動きます。また、主要とされる経済指標の多
くがこの時間帯に集中して発表されます。
ですので、大きく動く可能性が色々な面で高いだけに為替差益を
狙って取引されるのであれば、この時間帯がおすすめです。
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