実際の為替相場では上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場の3つのトレンドが形成され
ます。レンジ相場は一定の幅を上下に変動する相場をさします。
値動きが小さいので利益をあげるのが難しいとされています。レンジ相場をさけて取引
するのも一つの手とされていますが基本的にレンジ相場の状態が圧倒的に多いです。
このため、レンジ相場で積極的に取引する方が得策と考えるべきなのかもしれません。
では、具体的にどのような形で取引すればよいかといいますと取引を単純化します。
例えば今現在1NZドルが63円から65円の間を行ったり来たりを繰り返しているとします。
こうした状況下では単純に63円に近づいたら買って、65円に近づいたら売ります。
これを繰り返せばよいわけです。しかし、同じ相場が延々に続くことはありませんので、
いつかはトレンドが発生することを意識しながら取引する必要があります。
レンジからトレンドが発生することをレンジブレイクといいます。上記の例では65円を超え
て上がったり、63円を超えて下がってしまった場合は取引を変えなければなりません。
最後にレンジ相場での損切りポイントに関してですが、上記の例では買いの場合は63円
の少し下を損切りのポイントにおきます。売りの場合は65円の少し上におきます。
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