FXは、外貨預金や外貨MMFなどの外貨商品と異なり、レバレッジ
を用いることで実際に投下した資金よりも少ない資金で取引する
ことが大きな魅力の一つとされております。
他の外貨商品にはこうしたレバレッジを設定することができる
商品はないので、投資効率がFXの場合ずば抜けて高いです。
しかし、投資効率が高い分、損失額もその分大きくなりますの
で、過剰なまでにレバレッジ効果を高めるのは厳禁です。
必ず適切なレバレッジを設定して相場に入ることを心がける必要
があり、その理由としては、ビギナーズラック的に価値が続くこと
で気が大きくなりレバレッジを高めてしまうからです。
これまで、5倍程度でやっていたのが、もっと大きな利益をあげた
いと欲が高まり、一気に10倍、20倍と上げてしまいます。
そして、当然のことですが、1回のトレードで得られる利益が1桁
変ってしまうので、抑えることができなくなります。
しかし、1回の利益が増えた分、1回の損失も大きくなります。
これまでであれば、レバレッジが低い分ゆっくり構えていられた
のですが、同じようにトレードしていたら損失の膨らませ方が尋
常ではないので、速やかに損切を実行しなければなりません。
にもかかわらず、損失を確定するのを嫌がり、損切を見送って
しまうので、これまでの利益が一気に吹っ飛びます。
このような状態にならないためにもFX取引を始めた当初はレバ
レッジは5倍以下に抑えてトレードされることをお勧めします。
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