ニュージーランド準備銀行がついに
政策金利を引き下げを実施
しました。こうした背景には、景気の減速に歯止めをかけたいと
するニュージーランド当局の意向があげられます。
また、ニュージーランドの中銀の要人が今後も、追加利下げの
可能性を示唆していることからも伺える通り、ニュージーランド
経済が再び難しい舵取りを迫られている様子です。
これまでニュージーランドは、かなり長い期間好景気にあった
わけですが、他国同様にサブプライム問題や、原油高の影響
を強く受けており、景気の減速化が進んでいます。
難しいのは、物価が大きく上昇しているので本来であればイン
フレ化を懸念して追加利上げを行いたいところだと思うのです
が、国内の経済情勢が悪化している為できません。
これまで1年近く据え置かれていた政策金利が25bp引き下げ
られることとなり、8.00%となりました。
今回の追加利下げに関して、市場の反応は大きく分かれてい
ますが、今のところ混乱はないようです。
これまで、ニュージーランド国内では、海外からの投資が殺到
したため、不健康な住宅バブルが発ししました。
土地の価格が数年で大きく上昇してしまった上に高金利から、
現地に住む人達が家を買うことが出来なくなってしまうといった
問題も数多く浮上していました。
しかし、ここにきて、住宅販売は大きく低迷しています。
GDPも軟調に推移している上に、個人消費が大きく低迷して
いるので、回復するまでには相当の時間が掛かると思います。
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