外国為替市場では為替の値動きが株式ほどは大きく動かないといわれていますが、けっし
て侮ることはできません。価格変動リスクはしっかりと存在します。
為替相場でさえも日常的に起こりえない出来事が起こると相場は大きく動きます。例えば
リーマンショックのような金融不安やアフガンのようなテロや戦争は相場が混乱します。
先日のハイチのような自然災害も大きな要因となりかねません。株式も同じように反応しま
すが為替の場合は違う国の通貨を取引するのでなおさらのこと過敏に反応します。
特にドルとの取引においては米国市場に与える影響も大きいので様々な理由によって大き
く動きます。そしてそうした流れが次第に世界中に広がります。
株の場合ですと、例えば米国株が大きく動いた場合は、東京市場でも大きく動きます。この
間数時間の時間差があるわけですが、為替の場合は瞬時に反映されます。
このため、ニュージーランドドルをメインに取引している場合でも、ドル・円やユーロ・ドルの
動きは普段から注意深く見守りながら取引する必要があります。
ドル・円やユーロ・ドルで通貨の力関係を把握しながら取引するのが基本となります。どち
らに今現在力が傾いているか把握することで取るべき戦略が異なります。
ドルが大きく買われている場合にはニュージーランドドルにも買いが次第に入るといったこと
が起こりますので、これらは基本的に重要な指標となります。
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