実際に金利水準が変動する場面では、為替レートに大きな影響を
およぼすこととなりますので見逃すことはできません。
例えば、実際にニュージーランドの金利水準が日本よりも高いわけ
ですから円でニュージーランドドルを買ってニュージーランドで預金
したり、ニュージーランドの債券を買ったりした方がお得なんです。
何がとくかといえば、実際に日本でお金を運用しているよりも大きな
利回りが得られるので投資効果が高いです。
日本も2006年に量的緩和が解除されたことによって、金利が上昇
する環境が整いましたが、今だ金利が低い状態にあります。
なので、年々FX取引などの外貨投資が注目されております。銀行
にお金を預けるとき、少しでも金利の高いところに預けたいといった
気持ちは、世界中のどの国の人でも同じです。
例えば、ニュージーランドの金利が高い状態が続くことにより、実際
にお金をニュージーランドで運用しようとする人が増えて、海外から
沢山のお金がニュージーランドに流入してくることになります。
日本の個人投資家や会社などの法人がニュージーランドの金利が
高いので、ニュージーランドでお金を運用する場合は、円をニュー
ジーランドドルに替えなければなりません。
ですので当然のことながら、ニュージーランドドルの需要が高くなり、
ニュージーランドドルが上がって円が安くなります。これは円だけの
ことではなく、他の金利の低い国の通貨も同じです。
ですので、外貨投資において、円高で始めて、円安で円に替えるは
鉄則です。そして、ニュージーランドドル高・円安が進めば日本から
ニュージーランドへの資金の移動は止まりドルの需要も止まります。
そこで為替レートは、均衡を保つように動くわけです。
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