FX取引では利確ラインと損切りラインを決めたうえで取引する必要があります。基本的に
利確ラインを決めるときは損切りとのバランスを考慮する必要があります。
当然のことながら損切りまでの幅よりも利確するまでの幅が大きくなるように設定しなけれ
ばなりません。例えば負けるのが嫌でこまめに利確したとします。
しかし、いくら8勝2敗というプロ顔負けの勝率を達成することができたとしても、1回あたり
の勝ちが1000円で負けが5000円では足が出てしまいます。
ここまで酷くなくても、実際に高い勝率を誇っているにも関わらず、資金が減っていく方は
意外と少なくないので、利確と損切りラインの比率は2対1程度に設定すると良いでしょう。
利確ラインを1円とするならば損切りラインを50銭にするといった具合です。そして、一度
決定した売買ルールは途中で変更せずに必ず実行するように心がけてください。
含み益が出ている場合にチャートを見ていると、既に天井圏にあるのではないかと疑い
たくなります。そうなると負けるのではないかと気が気でなくなります。
そして、早めに利確することとなり、損切りまでの幅よりも利確するまでの幅の方が狭く
なってしまい、いつまでたってもトータルで利益がだせなくなりますので注意してください。
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