高金利が魅力のニュージーランドドルを中心に外貨投資するために外国為替取引と外貨投資の基本を分かりやすく解説した外貨投資入門サイトです。
ニュージーランドドル・円を取引される場合はニュージーランドだけでなく、日本、米国
の経済指標や金融政策について必ず確認する必要があります。もちろんニュージー
ランドドル以外の外貨を取引される場合も日米の指標は外せません。
主要国通貨とはいってもニュージーランドは市場規模が小さいので大口が動けば一気
に動きますので、特に米ドルが大きく売られる場面では注意が必要です。
米国の政府筋やFRBの要人の発言も重要ですが、雇用統計やISM製造業景況指数
などの景況感を示す指標は相場での影響力が非常に強いので特に重要です。
一方、日本で重要な経済指標はなんといっても日銀短観で、新聞やテレビのニュース
などで日銀短観という言葉を耳にされたことがあると思います。ちなみに、日銀短観の
正式名称は主要企業短期経済観測調査です。
日銀短観と省略されて利用されることが圧倒的に多いです。米雇用統計のように毎月
発表されるわけではないのでタイムラグが生じますが、重要な指標となっています。
そして、ニュージーランドはNZIER企業景況感が景況感を示す重要な指標です。言う
までもなく景況感に金融市場は大きく左右されます。
ここ最近は各国が連動した動きが続いているので、特に発表される内容が前回よりも
悪化していると大きく売られる要因になります。
事前予想の範囲内であればそれほど大きく動きませんが、事前予想を大幅に悪化して
いる場合には容赦ない売りが浴びせられることになります。
この中でも特に米雇用統計の影響力は大きく、世界中が注目しているので、発表前後
は大きく動きますので、こうした動きに翻弄されないためにも、それに備えてしっかりと
ニュージーランドのポジションを取る必要があります。