ニュージーラドはオーストラリアやカナダと同じくイギリスのエリザベス女王を元首にした立憲
君主制の国です。1999年から2008年までヘレンクラーク労働党党首が首相を勤めました。
そして、これまで長期間にわたる労働党体制から再び国民党にシフトされることとなりました。
今現在、ジョン・キー国民党党首がニュージーランドの首相を勤めています。
ニュージーランドがイギリスの植民地となってから長期間にわたりイギリスの海外農園として
農産物を中心に輸出で非常に豊かな経済基盤を築き上げルことに成功しました。
この結果、ニュージーランド国民の多くは生活水準の高い暮らしを享受しました。しかし、70年
代に入ると、こうした豊かな暮らしが一転して厳しい生活環境に身をおくことになったのです。
そうした背景にはイギリスが1973年にECに加盟したことにより、イギリスへの輸出が大幅に
減らされることになったのです。そして、さらに厳しい状況に追い込まれます。
オイルショックにより輸出入のコストが大幅に上昇することとなり、経常収支が大幅に悪化する
ことになりました。この時期ニュージーランド経済は破綻寸前まで追い込まれました。
そして、80年代に入って抜本的な経済改革が行われてからは徐々にニュージーランド経済を
立て直すことに成功しています。サブプライム危機により世界的な金融不安が広がることと
なった2007年まではニュージーランド経済は堅調に推移していました。
主要国の中ではオーストラリア経済が一番早く回復に向かい早ければ、年末にも政策金利の
利上げを行う可能性があります。オーストラリアはニュージーランドの最大貿易相手こくなので、
ニュージーランドもオーストラリアの後を追うように経済回復に向かう可能性があります。
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