FXの魅力の一つに、FXでは買いだけでなく、売りからも相場にエントリーすることが出来る点
があげられます。ですので、円安、円高のいずれかに振れた場合も対応できます。
ニュージーランドドル・円でいえば通常、買いから相場に入った場合は、円高が進んだ時に
買って、円安が進んだ時に売ると利益がでます。これは理解しやすいと思います。
そして、売りの場合は反対に円安が進んだ時に外貨を売って、売りポジションを建ててから、
円高進んだ時に買い戻すのことで損益を確定させます。
また、FX取引業者によっては、この売りと買いのポジションを同時に建てることができる所も
あります。これを両建てというのですが、どいうった時に両建てる取引を行なうのかといいま
すと、新規にニュージーランドドルを買って買いポジションを建てたとします。
そして、思惑が外れ円高が進んでしまったために、含み損がでてしまいました。しかし、その
まま損きりはせずに、新たにニュージーランドドルを売って売りポジションを建てます。
そうすることにより、両建てのポジションを建てたことになります。この状態では、為替レート
が円安、円高に振れても理論上は損失は発生しません。
そして、その後に円高が止まり、円安が進んだところを見計らって売りポジションを買い戻す
ことによって利益を確定させます。後は残ったポジションに利益がでるのを待ちます。
両建ては、上述したような形で、思惑が外れた場合でも、売りと買いの両方のポジションを建
てることで、損失を避ける手法です。一見簡単そうですが、実際には非常に難しいので、
両建てのポジションを取ることは、あまりオススメできません。
PR
