ついにニュージーランドドル・円が50円台割れ目前まで円高が進み、
市場ではさらに円高が進む可能性が高いと予想されている中で外貨
投資の絶好のタイミング到来と煽る声も聞こえます。
今後さらに円高が進む可能性がは否定できませんが、これほどまで
に一気に円高が進む場面はそうありません。
相場を伺いながら、定期預金のように積み立てるような感覚で時間を
ずらしながら少しずつ買い集めていくのが得策だと思います。
そんな中、今回は為替レートの買値と売値の仕組みについて誠に簡
単ではございますが解説させていただきたいと思います。
当然のことながら外国為替レートは24時間常に動き続けていている
わけですが、我々が一般的に知ることが出来る為替レートには一つ
の値段だけがついているわけではないのです。
実際に、外国為替市場では「買値」と「売値」の2つが存在し、これを
基準に取引が行なわれ為替レートが形成されることになります。
ちなみに「買値」のことを「ビッド(BID)」と、一方の「売値」を「オファー
(OFFER)」と言います。ですので、ニュージーランドドルを買う場合
には、売値で買い、買値で売ることになるわけです。
こうした取引が実際に成立することで次々と売値と買値が更新される
こととなり、それにともなって為替レートも更新します。
「 50.10 - 50.15 」
上述した例では左が側の50.10が買値(ビッド)で、右側の売値(オフ
ァー)となり、ニュージーランドドル・日本円の場合、「55.10-15」と
なり、実際に購入する場合は50.15円となります。
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