過去2～3年の間にFXを取引する投資家が急激に増えました。株式投資などと比較して
もFXは小額の資金から取引できるなど敷居が低い点が人気化に繋がったようです。
実際にミセスワタナベといって特別な金融に関する知識を持たない一般の主婦の方たち
がFX取引で大きな収益をあげ、一種の社会現象としてメディアで取り上げられました。
FXのレバレッジ効果を巧みに利用して短期間で大きな収益をあげているのを見て、多く
の方がFXに興味を持つのはやはり自然のことのようです。
しかし、大きな収益をあげて短期間で資産を数倍にも増やした方がいる反面、レバレッジ
を極端に高めて取引したため大きな損失を被ってしまった人が沢山います。
FXはレバレッジをかけることで実際に投じた投資金の何十倍もの取引ができます。これ
がFXの大きな魅力の一つです。FX会社によっては400倍までレバレッジをかけられます。
レバレッジの倍率を高めれば期待利益は大きくなりますが、その分損失のリスクも大きく
なります。このためついに金融庁がレバレッジに対する規制に乗り出しました。
2011年の夏ごろまでにレバレッジの上限が25倍までに制限される方向で進んでいます。
海外の取引会社を利用すればレバレッジを高めて取引できますが、あまりお薦めできま
せんので、25倍以内にレバレッジをおさえて取引することに慣れて頂く必要があります。
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